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人生は変わると信じて。

 

何にも熱中出来ない。 あんなに熱意を持って入社したくせに今は怒られないことを第一に、あんなに東京に行きたがっていたのに試験には受からず、あんなにピアノが好きなのにいつでも弾けると練習をサボり。

心の部屋に空っ風が吹いている。 あんなに好きだった映画もほとんど見ることはなくなり、あんなにやめられず止められずなゲームですらしていない。 ただ惰性で仕事をして惰性でスマホをいじり一日が終わる。

 

このままではダメだと思っても何もやる気が起きず、何をすれば良いのかも分からない。何かを熱中しようとしてもどうせ否定されるだろうと心のどこかでいじけている。

 

俺の心はどこ行った。 この先多分、誰か人を好きになることすら出来ない。 人を好きになっても否定されるだろうと経験がタカを括っている。「好きになられても迷惑、守ってくれても迷惑」

 

心ががんじがらめだ。どこへ行くことも出来ない。

 

とても前向きな自殺を考えたことがある。「何もやる気が起きないなら死ぬ気になって死んでみろ。死ねたら死ぬ事に情熱を傾けられた、生き延びたならもう一度、死んだつもりで這い上がれ」 。

6階の自室で幾度となく考えた。 しかし、それをする情熱もついぞ出てこない。

 

誰か、誰か僕を助けてください。 愛することの喜びを教えてください。そして、例え何かを愛しても否定をしないでください。 ただ穏やかに、情熱と充実を胸に受けて生き抜きたいだけなのです。

死ぬわけじゃない

月曜日に大事な会議があり、きむずがりの人たちに色々説明しなくてはいけない。

 

はぁ、嫌だなぁ、休みたいなぁ、転職の結果が来るの怖いなぁとかこの11月色々考えて仕事していたら、打ち合わせの時に上司がいい事を言ってくれた。

 

「大丈夫だばぃ、どうせ死ぬわけじゃねんだから」

 

 

この上司、普段はザ・適当人間。40代なのに服はヨレヨレ、頭が河童の中年体型。  

週末には地下アイドルのライブを見に日本全国飛び回り、アイドルとのチェキを撮るのが生きがい。息抜きのためにいつもカバンには、際どい写真集やらを忍ばせている。

革靴の先が割れてる事を指摘した時は「でーじょうぶ、アロンアルファで生き返れる」とおもむろに塗り始める男だ。

 

 

ある意味人間として一番楽しいことをし続けているこの上司。話もとても面白く、人間としてはとても好きなんだけど、でもこの人にはなりたくないよなぁ。などと常日頃思っていたのだが。

 

 

このどうせ死ぬんじゃねぇんだから発言。一般的には良くある言い回しなんだけど、タイミング的に自分の中のちょうど良い位置に収まった。

 

 

 

確かにそうだ。いくら彼らが気難しいからって、説明に失敗した自分に対して鉈やらを振りかざして襲ってはこない。鉛玉は撃ってはこないんだと。

 

 

前職が、恨みをかって刺される恐れがあるものだったのもあり、そのためにいつもどこか緊張感をもって仕事をしていたのだが、この発想はある意味大改革。様々な面においてとても気が楽になった。

 

 

 

人生で一番の損とは死ぬ事である。こればっかりは取り返しようがない。

でも、他の損は必ず何かの方法で取り返すことができる(代替できる)。金だって信頼だってなんだって、巻き返しのチャンスは必ずあるんだ!

 

 

人生だってそうだ!短い自分の人生、死なない範囲で自分の好きな事をやったり言ったりすればええんや!どうせ死ぬわけじゃない!

 

 

 

とにかく死ななきゃええんや!死んだらお終いや!死んだってアロンアルファでなんとかなるんや! ラン&ガンや!

 

 

 

煮詰まった時にこの精神、大事にしていきたい。 あと絶対にあの上司は、そこまで考えて発言していない。

 

 

 

 

(´●●`)

はぁ……、なんか心臓がドキドキして眠れないなぁ……。

もう深夜だし、誰かに話を聞いてもらう訳にもいかないし……、困ったなぁ……。

 

 

???「ブフッ………」

 

 

 

ん……? この声はどこから……?

 

 

 

???「ブフッ……たつやんさん、こっちでゲスよ」

 

 

 

そ、その声はまさか……ブタ三郎……?

 

 

(´●●`)「ブフッ、たつやんさんお久しぶりでゲスね」

 

ぶ、ブタ三郎!? 久しぶりじゃないか!!5年ぶりくらいか…?今までどこで何をやってたんだよ!!

 

 

(´●●`)「ブフフッ、あっしはいつでもたつやんさんの味方ですぜ」

(´●●`)「 最近のたつやんさんは、一生懸命、社会人として大人になろうと頑張ってたから、暖かく見守ってたんでさぁ」

(´●●`)「だけども最近、色んな事があったみたいでゲスねぇ、こんなブログまで作っちまうぐらいでゲスから。久しぶりに、あっしで良ければ話を聞くでゲス」

 

 

ブタ三郎、お前って奴は……ありがとうよ。

 

実はなブタ三郎、今俺転職活動してるんだけどさ、本当に関東に行っちゃって良いものか悩んでいるんだ。

 

両親だって、もう歳だろ。俺なんにも親孝行していないし。 それに、仕事で友達だってたくさんできたんだ。 

 

転職するって、その人たちのことを裏切るってことだろ? 本当にそれで良いのかなぁ、ってさ。 思うんだよ。

 

 

(´●●`)「ブフッ、たつやんさんはやっぱり優しい性格でゲスなぁ。色々その性格で損してるかもしれないでゲスが、あっしはそういうところ、嫌いでないでゲスよ」

 

(´●●`)「いつだったか、お父上が言ってた事、覚えているでゲスか?」

 

 

ん……? なんのことだい?

 

 

 

(´●●`)「とぼけないでくだせぇ。2年前の秋でゲスよ。 たつやんさんが転職活動を初めた年、残念会の酒盛りをしたあの時でゲスよ」

 

 

あぁ……あの事か……。

 

 

 

(´●●`)「あの時お父上からありがたい言葉をいただいたでないでゲスか」

(´●●`)『俺はお前を金と時間をかけて育てたけど、その代わりにお前から金と時間をもらおうとは思ってない』って

 

 

あったね……、でもあの時は深夜まで飲んでたし、親父もそのことは絶対覚えてはいないぜ?

 

 

(´●●`)「覚えてなくても心から思ってないことは言わないでゲス!」

(´●●`)「たつやんさん、お父上はたつやんさんが自由にやっていくことが何よりも嬉しいんでゲスよ。身体の事だって、近くには姉御の夫婦もいるし、心配はいらないでゲス」

(´●●`)「たまに顔を見せる。それだけで充分親孝行になるんでないでゲスか?」

 

 

うん……、そう思っててくれたら良いなぁ。

 

(´●●`)「ブフフッ、きっと思ってるでゲス、大丈夫でゲスよ」

(´●●`)「たつやんさん、友達だってちゃんと話せば分かってくれるでゲスよ。たつやんさんの友達は、仕事を辞めるくらいで繋がりが無くなるような仲なのでゲスか?」

 

 

ううん……、LINEでグループも作ってるし、温泉とか旅行に行ったり、みんなでお酒を飲んだり、グループの名前のボトルをキープしたりしてさ。

 

それに、それにさ!インターネットでたくさん友達が増えたんだ!! 俺なんかと仲良くしてくれてさ、本当にみんないい人達なんだよ。

 

 

(´●●`)「ブフフッ、そうだったんゲスねぇ、あっしは嬉しいでゲスよ。」

(´●●`)「ブフッ、たつやんさん、大丈夫でゲス。たつやんさんの周りには良い人がいっぱいいるんでゲスから」

(´●●`)「たつやんさんのことを縛ったり、嫌ったりする人なんか無視すれば良いでゲス。自分のやりたいようにやっていけば良いんでゲスよ」

 

 

うん……ありがとうブタ三郎。 なんか落ち着いてきたよ。

 

 

 

(´●●`)「ブフフッ、あっしも久しぶりにお役に立てて嬉しかったでゲスよ。面接の結果を楽しみに待つでゲス。」

 

 

 

(´●●`)「ところでたつやんさん、最近何か仕事で面白い事件を起こしたって聞いたでゲスが本当でゲスか?」

 

 

 

なんだ……お前も知ってたのかい……?

もうその話は良いよ、恥ずかしいから。

 

 

(´●●`)「ブフッ、なんでも面接中、女性に対して『経験人数はどのくらいですか?』って聞いたってブフフッ、聞いたでゲス」

 

 

全く、情報が早いなブタ三郎は……。

違うよ。本当は「経験年数は」って聞きたかったんだよ。

 

あの時の凍った雰囲気と、先輩からのいじられには参ったよ……。

 

 

 

(´●●`)「ブフフッ、それは恥ずかしいでゲスなぁ。穴があったら入りたいでゲスなぁ」

(´●●`)「まぁ、あっしは穴があったら挿れてみたいでゲスな! ブフッ! ブフフッ!!」

 

 

 

 

ブタ三郎、お前は相変わらずゲスなんだなぁ……。

 

わが抒情詩

合唱団に入っている友人から、良い歌を教えてもらった。

 

【合唱曲】千原英喜 わが抒情詩(一箕中学校・県大会) - YouTube

 

作詞はいわき市草野心平。終戦当時の、荒れ果てた都会の様子を詩に記して、千原英喜が合唱用に一部を抜粋して生まれたものだそう。

 

 

個人的な印象だけど、原詩は辺りがただ荒れ果てて真っ暗で、なんだこれは、と。こんな所にいる自分は本当に「人」なのか。人間としての愛が、人としての在り方が欲しいと、心の餓えと渇きに満ちている。だけども曲の感じは、その要素を少し抑え、作家性でもあるどこか漂う安閑さを最大まで引き出そうと、とても優しい歌になっている。 

 

 

 

歌詞は「真っ暗」となっているけれど、曲を聴くと辺りは完全な闇ではなく、夜になる一歩手前のあの感じ、夏休みの18時半頃。帰り道、辺りはまだ惰性の明るさがあるのだけれど、見るもの全てがシルエットになっている、あの感じのよう。

 

 

 

先のリンクは、福島県の強豪校の中学生が、2012年に歌ったもの。 多分、当時の自分がリアルタイムで聞いていたなら、戦争と震災と重ね合わせ、どんなに荒れ果ててもなんとかなるんだ!頑張れ! と激励の歌として捉えて、深く深く感動したと思う。

2016年の自分にとっては「色んなことがあるけれど、お前の人生だ。まぁのんびりいきましょうや」という歌に聞こえ、ただただ落ち着く。

 

イヤホン無しのススメ

職場の友人に、イヤホンは2.3月に一回は壊れると話したらとても驚かれた。

 

昔から自分にとってイヤホンは欠かせないアイテムであった。趣味が音楽に偏ってるため、当然イヤホンは欠かせない。

 

大学の時から1人でいる時は必ずイヤホンを付けていたなぁと。 歩きながら、電車移動も喫茶店にいる時も。 ピアノの練習をする時なんて、イヤホンにヘッドホンを被せてキーボードの音を拾っているし、自分の耳デバイスには、いつもイヤホンがジャックされていた。

 

今日、イヤホンがいつものように断線したから、せっかくだからイヤホン無しで生活してみた。

 

 

そしたらさ、仕事に集中する時以外、音楽かラジオか話し相手か、常に聞き取るべき対象があった自分の耳が戸惑っているのが分かった。何の音を聞きとればいいのか分からない。 どれだどれだと、全ての音を聞き取ろうとする。空気を切る音って、こんな大きいんだ。こんな絶えず砂利ってじゃりじゃり言ってるんだ、と。

 

 

 

 自分への勉強として、音を通じて色々勉強していたつもりだったんだけど、いつの間にか自分が内に内に入っている原因でもあった事が分かった。自分の生活がイヤホンにとことん依存している事が分かった。 とにかく音を聞いていないと落ち着かない。 ドトールで何をして暇を潰せばいいのか分からない。そもそも自分は何をしていた?的な。

 

 

 

ちょっとずつ、イヤホン断ちをして、周りの音を聞くようにできればいいなと思う。周りの音を聞かないと自己アピールなんか出来んし、一次試験を通っていよいよこれから面接だしね。

 

 

 

 

 

(最後の一文が言いたかった……!)

ハノンから始める

 先日、友人の前でピアノを弾いたんだけど、あまりのボロボロさに嫌気がさした。 メチャクチャに鈍ってる。

 

 

最近は身内の発表会以外は全部ヘッドホンはめて趣味程度で弾いてただけ。冷静な第三者の目が無いから、自分の中へ中へ入ってしまって誰の批評にも晒されない。 こういうのは本気でいかんと最近ピアノに限らずそう思う。

 

 

 

 

なので、自分の腕を取り戻すため、ハノンを書いました。

 

全訳ハノンピアノ教本  全音ピアノライブラリー

全訳ハノンピアノ教本 全音ピアノライブラリー

 

 

 

分からない人に説明すると、ハノンっていうのは、基礎練しか書いてない教本みたいなものであって、穴掘ってその穴を埋めてその作業をずっとずっとずっと!繰り返して筋トレしよう。的な。まぁ、苦行よ。

 

 

 

練習して、来週あたりなんか曲を紹介できたら良いなと思います。